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  • 執筆者の写真misonopia aichi

迎春コンサート!6面の箏の音色〜音楽の捧げもの〜


1月27日、ミソノピア2階大食堂にて、月に1回のスペシャルイベント、音楽の捧げものが開催されました!


「音楽の捧げもの」は毎月1回、大食堂で行われるコンサートイベント。

ジャンルを問わず様々な音楽に関わるアーティスト、役者さんが、皆様に音楽や芸を提供します。毎月たくさんのイベントが行われる中でも、大人気の催しのひとつです。

今回の催しは、「迎春コンサート」

立春を迎えるにふさわしい、華やかなコンサートを彩るのは、頼和知久嵯(のりやすちぐさ)さんと箏曲龍音會(そうきょくたつねかい) の皆さんです。

頼和知久嵯さんは、生田流箏曲師範であり、箏曲龍音會の主宰でいらっしゃいます。

色々な施設や、イベントなどで演奏をされており、広小路小学校箏曲クラブ及び放課後子どもプラン(トワイライト)の講師など幅広く活動をされています。


日本文化の継承に貢献されている頼和さん。

本日は6面の箏奏者と、尺八1管のスペシャル編成でいらっしゃいました。

箏が6面も並んでいると、壮観ですね!


並ぶ6面の箏。それぞれが違うパートを奏でます


コンサートは、「お正月に必ず聴く曲」でお馴染みの、宮城道雄の「春の海」から始まりました。これを聴くとああ、年が明けたなあと晴れやかな気持ちになる一曲です。

日本で古くからあるイメージの楽曲ですが、1929年(昭和4年)に作られた曲だそうです。


なかなか生演奏で聴くことはない皆さん。しみじみと新春を感じられていました。

曲間にMCをされる頼和さん。

「箏は大変調弦に時間がかかる楽器です。楽曲毎に調弦をさせてくださいね」

筆者としては、この調弦の時間も箏の舞台の楽しみなのではないかなと思いました。


聴き終えた演目に想いを馳せつつ、「次はどんな曲を演奏するのかな?」とワクワクしながら調弦の様子を観て聴いて楽しむ。


日本らしい奥ゆかしい時間なのではないでしょうか。

調弦の様子。この時間も十分に楽しむことができました。


さて、次の演目は「ジブリ特集」

なんとここでアニメ映画の巨匠、宮崎駿氏が手掛けるスタジオジブリの映画の主題歌特集です!

「となりのトトロ」

天空の城ラピュタから「君を乗せて」

千と千尋の神隠し「いつも何度でも」

「崖の上のポニョ」など、誰もが聞いたことがあるアニメの主題歌を箏で演奏されました。


楽しげでハイテンポな「トトロ」「ポニョ」は、疾走感がありつつ上品な曲に。

「君を乗せて」「いつも何度でも」はノスタルジックさに涙を誘われました。

尺八のソロシーンもしばしば。メリハリがあって素敵!


パートがそれぞれ割り振られており、耳を澄ますとベースのような低い音、三味線のような高い音などパートが聴き分けれ、合奏の魅力に惹かれっぱなしでした。

箏に関しては、今回ご参加いただいたご入居者さまの中にも奏者の方が何名かいらっしゃいました。「懐かしいね。私も生田流だった」と語られる方もいらっしゃり、当時の思い出に浸られていらっしゃる方もちらほら...

本年最初の「音楽の捧げもの」。

頼和さん、箏曲龍音會(そうきょくたつねかい) の皆さん、

新春を迎えるにふさわしいステージをご公演いただき、ありがとうございました!


今後もミソノピアでは、日本や世界の伝統芸能、音楽、文化を楽しめるような催しを提供いたします。ご入居者の皆さまは是非、第4土曜日に行われる「音楽の捧げもの」にお越しください。

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